Horror House-GX

ゲンガーはかわいい

【剣盾S18シングル 最終9970位】全個体色違いマスボ入り!歴代最強サトシパ

ポケモーニング!どーも、じょんです。
友人と楽しい構築を考えて潜っていたので、皆さんにも共有したく久しぶりにブログを更新しました。
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【戦績】
スーパーボール級 だいたい勝ち
ハイパーボール級 無敗
マスターボール級 7勝5敗

コンセプト

カイリューを中心とした積み展開と初手ダイマの両立。

構築経緯

茶番。

みなさんアニポケはみていますか?
僕は話が進んでいくにつれ、強化されていく彼の手持ちに光る可能性を感じずにはいられませんでした。
ジャリボーイと呼ばれるだけに、
まさに砂利の中に一粒の砂金を見出したわけであります。

そんなわけで、本構築のポケモンは全て光っております

子曰く、
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また子曰く、
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これにはたまらず彼も
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茶番ここまで。

個体解説

ピカチュウ

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性格:腕白

特性:静電気

実数値:142(252)-75-101(252)-×-71(4)-110

持ち物:進化の輝石

技構成:ほっぺすりすり/リフレクター/光の壁/アンコール


※非キョダイ個体※

調整先


HB-特化(陽気鉢巻ラオスの暗黒強打を81.3%で耐え)

色違いかつマスターボール個体
相棒枠で本構築の起点役①

電気単タイプは耐性が優秀。一致等倍技までは何とか耐えられるため、すりすり+1回行動で起点作成を行う。

技構成は襷つぶしとS操作が行えるすりすり、コンセプトの両壁と起点回避のアンコールで完結している。

ウーラオス、エースバーンの前で動くためにHB特化。上から動けるカバラグにはアンコールで役割が持てるが、ランドロスなどの地面アタッカーには一切やることがないため次に紹介するゲンガーで対処した。

キョダイ個体だと輝石の効果受けられなくなるらしい。ひっくり返った。

ゲンガー

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性格:臆病
特性:呪われボディ
実数値:135-×-81(4)-182(252)-95-178(252)
持ち物:こだわりスカーフ
技構成:ヘドロウェーブ/シャドーボール/鬼火/トリック


※非キョダイ個体※

色違いかつマスボ個体(非キョダイ個体)
本構築の起点役②

鬼火トリックによる起点作成から終盤のスイーパーまでこなしてもらう。ウオノラゴンがいるためかスカーフを一切考慮されず、かなり動きやすかった印象。

技構成は一致打点のヘドウェシャドボ、エースバーン以外の物理アタッカー(特に地面)に打つ鬼火と、役割破壊のトリックで確定。

基本的に初手投げして鬼火やトリックからカイリューに繋いでいた。ピカチュウ程確実に起点を作る性能はないが、選出時どうしても重くなるレヒレの処理、ドラパルトへの奇襲、S+1サンダーへの削りなど、アタッカーとしても非常に優秀だった。

ダイホロウで耐久下げて裏で縛るみたいなことしたいので非キョダイ個体推奨。

カイリュー

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性格:陽気
特性:マルチスケイル
実数値:167(4)-186(252)-115-×-120-145(252)
持ち物:命の珠
技構成:ダブルウィング/冷凍パンチ/炎のパンチ/竜の舞

色マスボ個体
本構築のエース①

こいつだけ性能がおかしい。サンダー、エースバーンと唯一打ち合える枠。ピカチュウ、ゲンガーで起点を作り竜舞から全抜きを狙う。

技構成はコンセプトの竜舞とメインウェポンのダブルウィングまで確定。サブウェポンはサンダー、ランドに打ち勝てる冷パンと、カグヤ、ナットへの打点になる炎パン。逆鱗を入れたいが切れる技がない。

持ち物は舞わなくても打点が出せるよう珠で確定。幅広い対面で打ち勝ってもらうためにもAS最速。

ルカリオ

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性格:意地っ張り
特性:精神力
実数値:145-178(252)-90-×-91(4)-142(252)
持ち物:達人の帯
技構成:インファイト/コメットパンチ/冷凍パンチ/ストーンエッジ

かいけつゾロリ
色マス
本構築のエース②

カイリューでは打ち勝てないブリザポスを何とかしたい枠。ウツロイドやポリゴン2に強い点も評価。

技構成は一致打点のインファイトダイマ時最高打点のコメットパンチ、ランド、竜への打点になる冷パン、サンダーに打ててウオノラゴンとのシナジーを考慮したストーンエッジ。雷パン、バレパンが欲しすぎるため検討の余地あり。

ネギガナイト

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性格:意地っ張り
特性:肝っ玉
実数値:144(52)-201(220)-115-×-102-115(236)
持ち物:気合の襷
技構成:インファイト/リーフブレード/カウンター/フェイント

調整先


HA-カウンター+フェイントでダイマエスバ確定
S- 準速カグヤ抜き抜き

チキンラーメンのあいつ
色マス
本構築のスイーパー①

ダイマエースバーン、ダイマミミッキュ、悪ウーラオスを襷を盾に対面処理する。肝っ玉により一貫がとりやすい。

技構成は最大打点のインファイト、対面性能を高めるカウンター+フェイントまで確定。リーフブレードはヌオー意識で入れているが一度も打たなかった。(レヒレ、水ラオスにはあっても勝てない)入れ替えるとしたらじたばたあたり。

こちらのダイマックスの後発で投げることが多く、天候で襷がつぶれないよう気を付けながら立ち回らなければならない。しかし、1回動ければ十分なことも多く、割と気にせずダイアイスやダイロックを打っていた。

打点的にも、耐性的にも、カントーで修行してノーマル・格闘タイプになってきてほしい。

このポケモンを見ていると、なぜか新垣結衣さんが連想される。奇遇にもこのサトシパ運用のタイミングと重なり、新垣結衣さんがご結婚されましたので、この場を借りで祝福させていただきます。

ご結婚おめでとうございます。

ウオノラゴン

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性格:陽気
特性:砂かき
実数値:165-142(252)-121(4)-×-100-139(252)
持ち物:こだわりハチマキ
技構成:エラガミ/逆鱗/ロックブラスト/寝言

当然色マス
本構築のスイーパー②

特性は色マスボの両立が可能な砂かき一択。子の教えからは逃れられない。

ルカリオのダイロックから展開したり、相手のカバルドンにタダ乗りさせてもらう。選出画面での圧が強く、初手にレヒレを呼ぶためピカチュウゲンガーが仕事しやすい。

技構成は典型的な鉢巻砂ノラゴン。時々ダイマを切るためダイウォール媒体は必須であった。

太古より「長い校長先生の挨拶」と「こだわり鉢巻」はどちらもまいた方がいいとはよく言いますが、確かにその通りでありました。
お相手にまいったと言わせるのに十分な効果がありました。

選出パターン

1.(f:id:jon_poke:20210602152225p:plain:w50orf:id:jon_poke:20210602152353p:plain:w50)+f:id:jon_poke:20210602152320p:plain:w50f:id:jon_poke:20210602151511p:plain:w50
基本選出。

積み展開。カイリューで2体倒してネギガナイトでタイマンに勝つ。カバサンダーナットみたいなサイクルパにはこの選出。先発はウーラオスやエースバーンがいたらピカチュウ、地面アタッカーがいたらゲンガーを投げたいが、同居している構築ばかりなので初手読みしまくっていた。

2.ダイマエース+f:id:jon_poke:20210602152225p:plain:w50以外から2体

初手ダイマ選出。ミミッキュがいる構築には基本こっち。ミミッキュ入りに数的不利をとると絶対に勝てないため、初手ダイマで1体+化けの皮は最低でも持っていく。よくある勝ちパターンはカイリューで1体+化けの皮を剝がしネギガナイトのカウンターでミミッキュを処理、ラスト1体にフェイント+こちらのラストで勝てるか、みたいなゲーム展開。

3.(f:id:jon_poke:20210602152353p:plain:w50orf:id:jon_poke:20210602152320p:plain:w50)+f:id:jon_poke:20210602152651p:plain:w50f:id:jon_poke:20210602151713p:plain:w50

ウオノラゴンが通せそうな構築に対してはこの選出。数値が高いので少しくらいはサイクルもできるが、基本は対面的に動く。誰にダイマを切ってもある程度強い反面、適当にこの選出をしても押し切られることが多い印象。

4.f:id:jon_poke:20210602152353p:plain:w50f:id:jon_poke:20210602152320p:plain:w50f:id:jon_poke:20210602151713p:plain:w50

対受け回し。ゲンガーのトリックによる役割破壊と、カイリューノラゴンによる役割集中で崩しを狙う。基本勝てない。


よほどのことがない限りカイリューは出していた。カイリューを通すのか、カイリューを囮に裏を通すのか考えながら選出したい。

おわりに

はじめはピカチュウをアタッカーにしたり、サンダー受けのサイクルパにしたりして遊んでいたが、モンボ級で5割程度しか勝てず絶望していた。しかし友人と通話している時にふと「壁ピカチュウから誘う地面をカイリューで起点にしたらどうか」という意見をもらい、そこからは破竹の勢いでマスターまで駆け上がることができた。(スパボ7~マスターまで無敗)そうはいってもマスター級の高種族値スタンには勝ちきれない試合も多く、まだまだ改良の余地はあると感じている。レンタルも公開しているので、是非サトシパをさらなる高みへ連れて行ってあげてください。


スペシャルサンクス

マスターボール入り色違い個体を用意してくれた変態キニマP

・構築相談しながらわいわいしてたみんな

【剣盾S7シングル 最終日最高36位/最終275位】カバナットバーン積みサイクル

 

 

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 初めまして、S7お疲れ様でした。じょんというTNで潜っています。よろしくお願いします。
 最終結果こそ振るいませんでしたが、最終日2桁台でずっと戦えていた(and 目標にしていたレート2050に届いた)ということで思考整理も兼ねて記録に残しておこうと思います。

  • コンセプト
    ・カバナットカビによる削りと起点作成からエースバーンを通す
    ・エースバーンで相手にダイマックスを切らせてからカバorナットでの詰ませ
    ・ドラパミミの初手ダイマ逃げ切り

 

  • 構築経緯f:id:jon_poke:20200702102854p:plainf:id:jon_poke:20200702103052p:plainf:id:jon_poke:20200702103042p:plain
  1. S7で解禁された新特性「リベロ」のエースバーンを使いたかったのでこれを軸に構築をスタートした。積んだ時の圧倒的制圧力に惹かれ、耐久降りの「ラムのみ」+「ビルドアップ」型で採用した。
  2. 相手のエースバーンに負けない、最低でも流せるポケモンが必要だった。「アッキのみ」を発動することで「命の珠」を持った陽気エースバーンの晴れダイバーンを2耐えできることに注目し、「アッキのみ」+「怠ける」カバルドンを採用した。
  3. ここまでできつい水の一貫を切るためにナットレイを採用。カバルドン、エースバーンを見て特に出てきやすいギャラドスに負けないよう「混乱実」+「鉄壁」型での採用とした。

    ここまでの3体、カバナットによる削りからのエースバーン展開、エースバーンで相手のダイマックスを切らせた後のカバナットによる詰ませを構築の基本選出として残りの枠について検討した。

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  4. カバナットでは受けられないトゲキッスリザードンその他特殊方面への広いごまかしとしてカビゴンを採用した。またカバルドンから吹き飛ばしを切った都合上「鬼火」+「身代わり」ドラパルトがどうしようもないほど重くなってしまったので「冷凍ビーム」を持たせ生意気個体での採用とした。「冷凍ビーム」はドラパルトだけでなくスピンロトムにも身代わりを残させないため選出、立ち回りに余裕ができた。

    シーズン中盤まではここにミトムやキッス、ミミッキュを入れていたのだが、役割集中で押し切られたり逆に役割対象が分散していて選出択になったりと安定しなかった。

    f:id:jon_poke:20200702102535p:plainf:id:jon_poke:20200702103039p:plain

  5. 積みサイクル一本で戦っていた時、攻め2+受け1の選出をされることが多いことに気づき、初手ダイマ逃げ切り構築で押し切れるのではないかと思い「命の珠」を持たせたドラパルトを採用した。ここまでのサイクル一色な並びから、初手ダイマックス想定で動かれるケースは少ないだろうという点も評価した。
  6. 最後に、ドラパルトで作ったアドバンテージを勝ちにつなげるため、「チイラのみ」+「身代わり」ミミッキュを採用した。

    f:id:jon_poke:20200702102854p:plainf:id:jon_poke:20200702103052p:plainf:id:jon_poke:20200702103042p:plainf:id:jon_poke:20200702103057p:plainf:id:jon_poke:20200702102535p:plainf:id:jon_poke:20200702103039p:plainで完成。以下個体紹介に移る。

  • 個別解説
    ※採用順で掲載

     

     

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    ●ほのお HP 156 157
      攻撃 188 176
    かえんボール 防御 100 108
    エースバーン とびはねる 特攻   -
    リベロ ふいうち 特防 4 96
    ラムのみ ビルドアップ 素早さ  60 147

    調整意図
    ・S最速ギャラドス抜き
    ・陽気珠エースバーンのとび膝蹴り最高乱数以外耐え
    ・陽気珠エースバーンのダイジェット+ダイバーン中乱数耐え(75%)
    〇ビルドアップ1積み
    ・エースバーンのカウンター(被ダイバーン)+不意打ち耐え

     本構築の絶対的エース。基本的にカバカビのあくび展開から「ビルドアップ」を積み全抜きを狙う。受け駒の搦め手に一回突っ張れるよう「ラムのみ」を持たせ耐久に振ったことで低火力相手には無理やり積んでいくこともできた。
     技構成はコンセプトの「ビルドアップ」は確定で、晴れと合わせて大火力が期待できる「火炎ボール」、S上昇で一気に抜き性能を上げられる「飛び跳ねる」、ドラパミトムへの打点となりダイジェットを積めなくても抜き性能を維持できる「不意打ち」を選択した。格闘打点はゴーストにすかされるリスクやダイマックス時に打点が下がることから採用を見送ったが、格闘打点があれば勝ちという場面は一度もなかった。
     役割対象はナマコブシとヌオー以外。エースバーンに投げられる威嚇持ちはステルスロックが1/4で入ることが多いため「ビルドアップ」でごり押しできる。晴れてしまえば炎タイプも水タイプもA+1「火炎ボール」で押し切れるのでドラパガエンアシレみたいな並びにも積極的にエースバーンを出していた。「ビルドアップ」を積んだエースバーンは「メガガルーラゲッコウガを足して、割るのを忘れちゃった」みたいな性能をしてるので、来シーズン以降もこいつを中心にメタが回っていくのだろう。

     

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    ●じめん HP 252 215
      攻撃   132
    じしん 防御 252 187
    カバルドン あくび 特攻   -
    すなおこし ステルスロック 特防 4 93
    アッキのみ なまける 素早さ   67


    調整意図
    ・HB特化残りD

    耐久目安(2発目はアッキのみ発動)
    ・陽気珠エースバーンのダイバーン+晴れダイバーン耐え
    ・意地珠ドラパルトのダイホロウ+ダイホロウ中乱数耐え(71.1%)
    ・意地珠パッチラゴンのダイジェット+ダイドラグーン(140)耐え
    ・陽気ゴリランダーのグラス下ドラムアタック+ドラムアタック耐え(グラスフィールドの回復込み)

     起点作成とギャラドス以外の物理に対する詰ませ役。「アッキの実」を持たせHBに特化したことで「初手出しからなんでも1発耐えてあくびステロする」ことはできなくなったが、代わりに物理相手に圧倒的な性能を持ったポケモン。陽気珠エースバーンのダイバーン+晴れダイバーンや、陽気珠ドラパルトのダイホロウ+ダイホロウを耐えるのであらゆる場面から後出ししてあくびステロで切り返していける。エースバーン環境でナットレイカビゴンを採用できたのはこのポケモンのおかげ。第8世代のカバルドンは回復技を切っているケースが一般的であったため、無理やり削りを入れてくる相手に対して「怠ける」を押すことで一気にアドバンテージを取ることができた。
     技構成は起点作成のための「あくび」+「ステルスロック」、相手の思惑を崩す「怠ける」と、ラス1から詰めるための打点として「地震」を選択した。想定通り何度もラス1から相手の物理を詰ませてくれたが、処理速度の遅さからTODされることもあった。また火傷をもらいやすい性質上思い切って「地割れ」を採用しても良かったかもしれないが、「身代わり」+「龍の舞」型のドラパルトに隙を見せたくなかったため「地震」はきれなかった。意地珠バーンに吹き飛ばされたときは思わず拍手しました。

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    ●はがね HP 252 181
    ●くさ 攻撃   114
    ジャイロボール 防御 252 201
    ナットレイ てっぺき 特攻   -
    てつのとげ ボディプレス 特防 4 137
    フィラのみ やどりぎのタネ 素早さ   22


    調整意図
    ・HB特化残りD

     水の一貫切りと炎以外の物理に対する詰ませ役。ギャラドスに対する切り返しだけでなく、受け気味の構築や炎打点を処理した後の詰ませとして非常に強力で、炎打点2枚とかでない限り出していけた。
     技構成はコンセプトの「鉄壁」、「ボディプレス」、回復と削りの「やどりぎの種」、ゴースト、フェアリーに通る「ジャイロボール」を選択した。
     ギャラドスをはじめ水タイプに有利なだけでなく、「鉄壁」+「ボディプレス」で「黒い霧」のないドヒドイデに勝てる、あっても「やどりぎの種」を入れればHPは減らないので、カバルドンの「ステルスロック」+「怠ける」と合わせて受け構築にTODを仕掛けることができたりと、エースバーンとの攻めの相性補完も非常に良かった。



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    ●ノーマル HP 220 263
      攻撃   130
    かみなりパンチ 防御 252 117
    カビゴン れいとうビーム 特攻   85
    あついしぼう あくび 特防 36 148
    たべのこし まもる 素早さ   36

    調整意図
    ・残飯回復最大かつ定数ダメできるだけ小さく
    ・H≒B+D
    ・S個体値妥協(S-1カビゴン抜くくらいはあったほうがいい)

     ヒヒダルマと特殊全般に対して打ち合う駒。カバルドンと合わせてあくびループを狙ったり、ドラパミミと合わせて呪いリレーの詰めとして選出していた。ヒヒダルマ入り、リザードン入りに初手投げしたいので特性は「あついしぼう」で、行動回数を稼げる「残飯」を持たせた。
     技構成は対面操作できステルスロックとの相性もいい「あくび」、「残飯」と相性が良くダイマ枯らしに使える「守る」、トゲキッスギャラドスアシレーヌへの打点となる「かみなりパンチ」、ドラパルト、スピンロトムに「身代わり」を残させない「冷凍ビーム」を選択した。
     基本的に「あくび」と「守る」しかしないので技構成については正解かわからなかった。

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    ●ドラゴン HP 172 185
    ●ゴースト 攻撃 252 172
    ドラゴンアロー 防御   95
    ドラパルト ゴーストダイブ 特攻   -
    クリアボディ はがねのつばさ 特防   95
    いのちのたま のろい 素早さ  84 190

    調整意図
    ・Sインテレオン抜き
    ・Aぶっぱ
    ・残りH

     裏選出のエース。サイクル色の強い構築なためか相手に初手からダイマックスを切られることが少なく、初手ダイマックスで何度もeasy winをもたらしてくれた。相手の構築が受け2駒では流しきれない or 選出択を迫られる場合に初手出しして1.5体持っていってもらった。エースバーンを見て出てくる威嚇持ちに強く出られるよう特性は「クリアボディ」とし、ダイホロウのBダウンと合わせてカバルドンを2発で落とせるよう「命の珠」を持たせた。
     技構成は一致打点の「ドラゴンアロー」と「ゴーストダイブ」、トゲキッスをワンパンしつつエースバーンの「不意打ち」圏外に逃げることができる「鋼の翼」、ダイウォールが打てるようになり、ミミッキュと合わせて呪いリレーで機械的に勝てるようになる「呪い」を選択した。
     「呪い」を採用することによって、2ターンかけて相手の初手を倒した後、後ろから出てきたギャラドストゲキッス、エースバーン、「砂かき」ドリュウズに対してダイウォールから「呪い」を入れてダイマターンを稼ぎつつミミッキュが身代わり連打できる盤面を作ることができる。ギャラドストゲキッスはそれぞれに通る技を打っても問題ないが、エースバーン、ドリュウズはダイスチルを連打されるとA+1ミミッキュの「じゃれつく」+「かげうち」を耐えてくるので「呪い」は必須であった。
     初手ダイマックスというコンセプトはめちゃめちゃ強いと感じたが、一手間違えると一瞬で負け濃厚になってしまう脆さもあり、構築の軸にするには相当な選出のセンスが必要だと感じた。今回のように選択肢の一つとして、構築の補完として入れることができれば、非常に強力な勝ち筋になると思う。

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    ●ゴースト HP 12 132
    ●フェアリー 攻撃 244 141
    じゃれつく 防御   100
    ミミッキュ かげうち 特攻   -
    ばけのかわ みがわり 特防   125
    チイラのみ のろい 素早さ  252 162

    調整意図
    ・H4n
    ・S最速
    ・残りA

     普通の「チイラのみ」+「身代わり」型ミミッキュ。ドラパルトからつないで相手のダイマックスを切り返す。エースバーンに怯まされる、「じゃれつく」を外す以外は強かった。
  • 選出パターン
  1. f:id:jon_poke:20200702103052p:plainf:id:jon_poke:20200702103042p:plainf:id:jon_poke:20200702102854p:plain

     基本選出。トゲキッスがいない構築には積極的に出していた。3体とも相手を3タテできるだけのスペックを持っているので、どこからでも切り返していける。エースバーンがビルドアップを積む都合上相手は特殊ポケモンで切り返しを狙ってくるため、そのポケモンを大きく削れればそのままカバナットの詰めルートが完成する。
     ドヒドヌオーのような構築に対してはエースバーンの代わりにドラパルトを選出し、有利対面からダイマックスを切って崩しを狙う。

  2. f:id:jon_poke:20200702103057p:plainf:id:jon_poke:20200702103052p:plainf:id:jon_poke:20200702102854p:plain

     トゲキッス入り、リザードン入り、ヒヒダルマ入り、鬼たたドラパ入りっぽい構築に投げる。またドラパガエン軸は相手にゴリランダーがいなければこの選出をしたほうが安定する。

  3. f:id:jon_poke:20200702102535p:plainf:id:jon_poke:20200702103039p:plain@1

     相手の構築がギャラドス+エースバーン+トゲキッスみたいな時はサイクルは諦めてこちらで崩しに行く。@1はカビゴンが安定だが、トゲキッスやエースバーンはドラパミミで処理できていることが多いのでナットレイを投げても問題なかったりする。

    f:id:jon_poke:20200702110209p:plainだけは逆立ちしても勝てない。

  • おわりに
    最終日最高36位/2050・最終275位/1989 TN「じょん」

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     最終日最高順位をとった段階で保存したのですが、朝起きて確認したら102位になっていました。せっかくここまで来たのだから最終2桁を目指したいと思いもう一度潜り始めるもそこから3連敗して2000落ち、悲しくなってそこで終了としました。しかし最終日に2桁台を維持し、上位勢(?)と択を理解したうえでの駆け引きができたことは非常にいい経験になりました。来期は環境が大きく変わるためどこまでやれるかわかりませんが、最終2桁(and レート2100)を目標に頑張ります。最高ではなく、最終レートで誇れる成績をとりたいですね。ここまで見ていただいてありがとうございました。